CB1300 車検費浮かせるためクーラント交換
そろそろ車検が近づいてきました。車検費浮かせようシリーズ。今回はクーラントを交換していきます。
きっかけ
車検が来年の1月に迫り、自分で交換したほうが安上がりだなぁと思い立ったのがきっかけです。あと、右側クーラントパイプ滲んでたり、サブタンク?がほぼ空だったりと不安しかなかったので。
僕はね、レッドバロンに不信感しか抱いてないんですよ。なんせ、前回の車検ではリアブレーキがエア抜き不十分で効かなかったんだもの! 命に係わる重要な部分だからこそしっかり整備してほしいのにね。 そのおかげ(笑)で、メンテ類はなるべく自分でしたいなぁと考えるようになりました。 クーラント交換も簡単そうだったので、youtubeの先陣型の動画を参考にし挑戦してみます! しかし、配管漏れで苦戦するとは思わなかったー
全集中で交換していきます
本当はyoutubeに整備動画をね、上げようと思って撮ってたんだけど全然保存されてなかった・・・さすがパチモン・・・
まずは古いクーラント排除
今回はクーラントの色を変える予定なので、古いクーラントはすべて取り除きます。
まずはクーラント液の状態を確認しましたが、周りに漏れた痕跡?らしきものが・・・見なかったことにしましょう
続いてクーラントを捨てます。盛大に漏れるので必ずキャップは閉めておくこと! ウォーターポンプのドレンボルトを外します。 youtubeの動画ではここから盛大に噴き出すのでバケツをちょっと遠い位置でスタンバイ。キャップを外すと元気よくクーラントが出てきました。結局盛大に漏れたし!
最後の数滴まで搾り取ります。
バケツの色だと思うけど、黒くないかな。
クーラントパイプOリング交換
ついでなのでクーラントパイプのOリングも交換しました。パーツリストを見るとOリング19×3なので、JIS規格見るも無くない? え、独自規格なの?
わざわざ純正部品頼むのもめんどいので、ホームセンターで似たものを探してきました。
右クーラントパイプから外してみたら、あれ? パッキン縫ってある?サービスマニュアルには指定ないのに?(思えばこの時に気づくべきでした。ここから長い戦いが始まります)
とりあえずOリングを新品に変えました。
同様に左側パイプも交換。こっちはきれいだね。
フロント側の二か所も交換しました。ここはフレームが邪魔で取り外しにくいので注意です。
本当はパイプのメッキもさびさびだったので塗装したかったんだけど、外れなかったのでいいや。
サービスマニュアルで締め付けトルク見たけど載ってません。締め付けすぎないように感覚で。
それぞれOリングを新しくしたので、最初からクーラントは入れずに水道水で漏れ確認と古いクーラントを捨てます。
水道水を入れ水漏れと試運転
ネットで調べたらレース用バイクはクーラント使えないみたいですね。水道水を使っているらしく、冬場放置してたらバイク壊れたとか。管理大変そうですねー
水温80度くらいまでエンジンを回し、各部の漏れチェック。うん、問題なさそうです。
先ほどと同じ手順で水道水を抜いていきます。もう手慣れたもんですね!とか思ってたらあっち! 熱湯じゃん!
クーラントを入れる
配管の漏れなど問題なさそうなので新しくクーラントを入れていきます。クーラントの色は緑が定番らしいんだけど、つまらないので今回はこれ!赤色にしました。血液みたいで興奮する。。
全交換だと2.7Lくらい入れます。-40度の極寒地で使う予定ないので希釈して入れました。
エア抜きを兼ねてエンジンをかけていきます。サーモスタッドを開かせる必要があるので80度まで水温を上げていきクーラントを補充していきます。 スロットルをあけると連動してウォーターポンプの回転数もあがるので、何回か吹かせました。
あとは漏れが無いか一日放置します。
漏れてるし・・・からの漏れ対策
バイクの下濡れてるし・・・もしや・・・
やっぱり右クーラントパイプから漏れてました。前回ガスケット入れてた理由が分かったけどなんで?
スリーボンドの液状ガスケットだと効果に時間かかるので、ホルツのガスケットを使います。これは溶剤タイプで硬化してくれるから圧力かかっても問題なさそうかなー
またクーラントを入れ一日放置。うん、次は問題なさそうだね!
さあ試運転! からのお約束で漏れるし
一週間放置し、漏れも特になかったので軽く流してきました。回転数を5000~6000rpmくらいで回し負荷をかけながら走りましたが、滲み程度だけどやはり漏れてますね。右クーラントパイプとフロントの二か所から。
またばらすかな~と考えていたら、クーラント漏れ止め剤というものを教えてもらいましたので試しに入れてみました。買ったのはホルツのラッドウェルド。
車用だけどCB1300はクーラント太いし、詰まるような細い配管もないし車みたいなもんだから良いでしょ!
塊が結構あるので、使え前は良く振ってください。今回は冷却水量に対して30%程度入れてみました。
初めて見た感想、しそジュースみたいでおいしそう(感覚マヒ)
入れ終わったのでアイドリングで10分くらい放置してみました。今までの漏れが嘘みたいで本当に漏れてこないんですよ! なにこれ好き!
まとめ
水漏れのおかげで10回以上はクーラント抜いたんじゃないかな。クーラント抜くだけならマスターした気がする・・・Oリング交換しないでクーラントだけなら簡単なので、DIYに興味がある方ならぜひおすすめです!
あと、配管のOリングは純正部品を使うのが無難ですね・・・思い知りました。