クーラントリザーブタンクをスケルトンにドレスアップ
純正のクーラントタンクはかっこ悪いので、ネットで大好評?のスケルトンタンクに交換してみました。
概要
今までキャブレターなどを交換してきましたが、カスタムしても純正に見える風カスタム?にこだわってきました。でも、クーラントタンクは見栄え悪いねー。スカチューンの方がかっこよく思えてきた。
調べてみたら、スケルトンタンクというものがあるらしいですね。あえて、見せるカスタム?いいですね。
スケルトンタンクについて調べてみたら、結構良いお値段・・・(10000円以上するらしい) せっかくなのでDIYしてみました! 興味あったら見てってください。
純正キャブレターを取り付けて時は、サイドカバーをつけていたしエアクリで隠れるので、あまり気になりませんでした。でも、言われてみると目立つなぁ。
設計
クーラントタンクの容量について
サービスマニュアルを確認しました。リザーブタンクの容量は0.32L。これって、MAXの値なの?
よくわからんので、実際のリザーブタンク容量を測定しました。min 100mL max 320mL
しかし、純正タンクはmaxの要領に対して随分余裕があります。バイクを傾けた時のオーバーフロー対策でしょうか?
最初のタンク剪定(ボツ)
当初は、amazonで販売されているクーラントタンクを使う予定でした。一応、記録として残しておきます。皆様のお役に立てば幸いです(テンプレ)
使うタンクは、PCの水冷用クーラータンクです。Φ50mm、長さ190mm,240mm,300mmについて、容量と余裕率について計算しました。
寸法 | 全容量 | 余裕率(0.32Lに対して) |
---|---|---|
240mm×Φ50mm | 0.47 | |
300mm×Φ50mm | 0.59 | 54.3%(163mm/300mm) |
190mm×Φ50mm) | 0.37 | 85.8%(163mm/300mm) |
よって、190mmの容器を使えば問題なく取り付けられそうです。
しかし、ここで問題発生。中国から発送されるため、納期が長いです。2週間かかるみたいで、そんなに待てない。輸送中に割れないかも心配です。
また、PC用のため分岐できるような構造になっており、他のパーツを買わないといけません。途端にめんどくさくなってきた・・・
メルカリでよさげなクーラントを発見
ズーマー用に販売されているクーラントを見つけたので、試しに買ってみました。これを取り付けていきましょう。
スケルトンタンク取付手順
サイドカバーのボルトをうまく使って、取付できないか検討しました。なんとなく、ステーを使って固定できそう。あとはいつものてきとうやっ!
早速、材料を探しにホムセンへ。最初は、加工してあるステーで取り付けようと思っていました。でも、アルミステーでも作れそうだなぁ。加工済みステーより安いし、グラインダーやドリルで加工できるので、自作してみましょう!
今後、ステーなどは市販品を買わず、アルミステー・アルミパイプで作ることにします。何気に安いしね!ただし、剛性が必要なところはご相談ですね。(フロントフェンダーやサイドバック)
取り付け作業中、greeeenの蕾を熱唱していたら、容器を割ってしまいました。代替品を探しに100均へ行ってみると・・・おや?見覚えのある容器を発見! メルカリで購入したクーラントは数百円の材料費で作れるじゃないですか! まぁ、3000円もしたけど、アイデア費用としておきましょう。
では早速、作業開始。
タンクホースを取り外すため、タンクを持ち上げます。
リザーブタンクホースがつながっている場所ですね。
既設のクーラントタンク取り外しヨシッ。初めに、タンク内の液を回収するため、ペットボトルを準備します。ホースを外すときに、先端がタンクより下になり、漏れ出します。タイミングを見計らって、ボトルに回収しましょう。
この後、タンクをお湯と漂白剤に付けたら綺麗になりました。黄ばみはなかなか落ちないですね・・・何かいい方法ないかなぁ。
足元がすっきりしました。
こちらが、ホムセンで買ってきたアルミステーとアルミパイプ。こうやって、DIYすると宝物(ごみ)が増えていくんですね。
150㎜にカットします。最初はインシュロックで固定しようと思っていましたが、ホースバンドにします。このあと、グラインダーで溝切し、ホースバンドを取り付けられるように加工しました。
タンク内の水を吸うため、たけのこのねじ切部にアルミパイプを固定しよう!と思いましたが、ねじのピッチが違うわ、ねじきり(M10?)失敗するわでホースに買えました。アイデアは良かったんだけどね(自画自賛)
シリコンホース?の径が小さく、なかなか入りません。こんな時は、パーツクリーナを吹きかけます。潤滑剤替わりとなり、すんなり入りました。
タンクのバンド取り付け部は、絶縁テープを巻きます。タンクの傷つき防止用ですね。
ホースバンドはいくらでも閉まります。その為、締め付けすぎると、タンクが割れてしまうかもしれません。ホースバンドとタンクの隙間が無くなるくらいに締め、タンクを動かしてずれなければヨシッ!
ホースが下り曲がらないように取り回し、完成です。
計量カップでクーラントを測り、タンクに補充しました。今回は、LOWERを100mL、UPPERを250mlとしました。
UPPER,LOWERレベルは、運転中にクーラントがどれくらい変動するか確認し、最終決定しましょう。あふれだすことはないと思うけど・・・
費用は?
必要な部品は少なかったけど、アマゾンでセット品をいろいろ買いました。(ホースクリップのセットなど)その為、合計金額は7000円ほど・・・
メルカリで買ったリザーブタンクの材料が100均で手に入ると知っていれば、自分で作れるし買わなかったんだけど・・・ というか、タンクに100均のものを使って大丈夫かな? 心配なんだけど・・・
まとめ
我ながら、良い仕上がりだと思います。特に、クーラントの色を赤にしたので、全体の色とマッチしてかっこいいね!
ただ、これ・・・・・・車検通るのかな? まぁ、簡単に戻せるからいいや(適当)